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はじめてのドミトリー

Kominnkaanago

尾道での一泊は、初ドミトリー(以下ドミと記します)
ドミというのは、ひとつの部屋にいくつものベッド(またはフトン)がある宿泊形態です。
見知らぬ他人と同じ部屋に、なんて、少し前までは絶対選択しなかったタイプのものですが、値段が安いということと、旅行サイトを見ていると、世界各国、当たり前のように存在しているのだからと、チャレンジの気持ちでチョイスいたしました。

↑の写真の建物の奥と2階部分が私が泊まったドミです。
尾道の商店街に面した古民家をリノベーションし、正面は食事も出来るレトロなカフェとなっています(朝食を付ける場合はこのカフェがブレックファストルームとなります)

建物の左側に幅1メートルほどの通路があり、奥へ奥へと進んでいくと、和室のフロントと共同キッチン、リビング、裏庭となっています。

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間口は狭いが奥行きはずずずいーーーーっと伸びている昔ながらの造りの建物で、その名も「あなごのねどこ」です。

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男女別のドミで、私が泊まった女性専用の部屋は、畳に手作りの二段ベッドが5、6台はあったでしょうか。
部屋に入る昔ながらのがたがた音がする扉には暗証番号を入力する鍵がついていました。

シーツ2枚を渡され、一枚は敷布団の上に、もう一枚は掛け布団の内側に使います。
チェックアウト時に、シーツは所定の位置にある洗濯物入れに自分で入れるよう説明がありました。

キッチンや洗濯機は自由に使えます。
シャワーはふたつ。女性が使えるトイレは階下の庭に面した位置にひとつ。庭側からはいれるのがひとつと、数は決して多くはありませんが、宿泊者それぞれ心得ているようで、困る事はありませんでした。

宿泊者はほとんど外人。
しまなみ街道も近いので、自転車で旅する男子も利用しておりました。

ベッドには明かりとコンセントがひとつずつ。ロール上になったすだれを下ろして個室感覚(笑)
ドミの部屋で荷物整理とかすると、音が気になるので、私は共同スペースでがさごそしてました。
眠れないときなど、共同スペースに移動する人もけっこういました。

初めて利用してみての感想は、そんなに悪くはなかったかな。
安い個室がない場合は、ドミも有りかな、ってかんじです。

空き家再生物件ですから、いたるところに時代は感じられますが、全体的に清潔。
共同スペースの和室も、まったりできました。

難点は、ベッドに敷くお布団が、ちょっと薄っぺらかったかなー(笑)


尾道空き家再生ゲストハウス「あなごのねどこ」

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ブルガリアの蚤の市

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日々におわれ、ゴールデンウィークのブルガリア・ルーマニア旅行が、すんごい昔のような気がする今日この頃。
ブルガリアのこと、リラの僧院のことくらいしかアップしてなかったのよね。

リラの僧院へは現地英語ツアーに申し込み参加した事は以前書きましたが(きっと誰も覚えてないね・笑)、そのツアーの解散場所はアレキサンダネヴスキ寺院の広場でした。

解散後、徒歩でソフィアの有名どころを廻りながらホテルに戻ろうと歩き出すと、蚤の市がひらかれていました。

上の写真のブローチがそのとき買ったものです。

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時間的には夕方5時過ぎで、ほとんどの店がかたづけをしているときで、ふと、「そうだ、娘にアンティークのアクセサリーを頼まれていたんだっけ!」と思い出し、並べられている品々を見ると、なんか、すごくイイのです!

これまで、いくつかの国々で、蚤の市をのぞいてきたのですが、なかなか欲しいと思うものに出逢えずにきましたが、ここ、ブルガリアのソフィアの蚤の市のアクセサリーは、胸がときめくものが何個もありました。

そして、それらは高くないのです。
アクセサリーの相場は知りませんが、写真上のブローチは、日本円でひとつ1000円くらいだったと思います。

他にもいくつか書いたかったものはあるのですが、ブルガリアの滞在は二泊のみだったので、ぎりぎりの額しか両替していなかったのです。
売り手は「レフ(ブルガリア通貨)がなければユーロでもいいよ」と言っていたのですが、ユーロはホテルにおいてきちゃってるし、露店ではカードは使えないし、モノを増やしたくないヒトのわりには、ちょっと残念でした(笑)

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ブルガリア、たった二日間の滞在でしたが、建物とか可愛いかったです。
行けなかったけど、可愛い小さな町や村がいくつもあるようです。
またいつか機会を作って訪ねてみたいものです。

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倉敷の粋なおもてなし

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夜行バスで倉敷駅に到着したのは朝8時。
朝からけっこうな気温上昇。梅雨の晴れ間、有難いです。

コインロッカーにキャリーケースを入れ、駅前にいたおじさんに倉敷美観地区への行き方を聞くと、「今日は暑いから商店街のほうから行くと涼しくていいよ」と教えてくれました。

なるほど、商店街はアーケードになっていて、強い日差しをふせいでくれます。なんて細やかなきくばりだろうと嬉しかったです(ありがとうございます!)

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さて、美観地区に到着。
柳がゆれる川とその両脇に佇むモノトーンの建物の美しい事!

時代劇の世界のような和の建物と、洋館が共存しているのがまたステキだなーとうっとりしていると、そこは観光案内所。

無料のボランティアガイドの看板が目に入ったので、中に入ると、これから出発とのこと。タイミングよく私も参加させていただきました。

倉敷は埋立地なんですって。
ガイドさんに教えてもらわなかったら想像もしなかっただろうな(笑)

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歴史的建造物の説明や、倉敷は埋立地だったこととか、大原家の偉業など、とても興味深いお話を聞きながら、名所を巡ること1時間半。

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モノトーンの建造物の中、鮮やかな有隣荘の壁と瓦も綺麗↓

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時間があれば、自分でめぐるのもいいけれど、ガイドさんに案内してもらうのは効率がいいですね。
いろんな「ちょっとしたハナシ」も織り交ぜて下さるので、記憶にも残ります。

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短時間で倉敷を堪能させていただきましたが、実は、倉敷は、泊り客が少ないんだそうです。
駅からも近いので、私のようにふらっときて、さくっと帰ってしまう観光客が多いとのコト。
ガイドさんは、なんとか倉敷に泊まっていってもらうために、試行錯誤していると言ってました。

お金をかけない旅をすることは、そういう観点からみると、素晴らしい観光地を存続する妨げになるんだということに気がつき、考えさせられました。
お土産もめったに買わない私ですが、なるべく、訪れた観光地ではお茶やゴハンはしてこよう☆

あ、ガイドさんは、お金を落としていかないワタシみたいな観光客を非難なんてしませんよ!ものすごく気持ちのよい対応をしてくれるボランティアガイドさんでした。

「暑いからアーケードのある商店街を通っていきなよ」と教えてくださった地元の方や、無料のガイドも用意するという倉敷。美しい街並みにも勝る「粋なおもてなし」と思いました。

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国内旅行。自信がついちゃいました!

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一人海外旅行もそろそろ30カ国に届きそうなワタクシ。
しかし、海外に行けば行くほど、ニッポンのことを知らなさ過ぎる事が、ヒトとして薄っぺらいような気がしておりました。

まぁ「西洋がぶれ」と思われようと、好きなものは好きなのだからかまわないのですが、実は、国内旅行に興味がないわけじゃないのです。国内より海外をチョイスしてきた理由は、主にコスト面が関係しておりました。

これまで何度か国内旅行を検討してきたのですが、フライト代、宿泊代、日数などから考慮すると、海外旅行のほうが、断然お得感が大きく感じられるのです。

新幹線や国内線の出張パック、一見、安そうですが週末出発だと安くなーい…
2~3万円台のパッケージツアーも、けっきょく2名を基準として設計しているので一人旅には割高(←これは海外旅行も同じですね)

でも、あるとき、「夜行バス」という選択肢があることに気がついたのです。

以前からずっとあるにもかかわらず、目に入ってこなかった職場近くの夜行バス乗り場。なんと、中国地方や東北地方へのバスがあるじゃありませんか!

新幹線や飛行機よりもリーズナボ゙ォ。もちろん10時間とかかかるけど、金曜日、仕事終わりに乗れば一泊分の宿泊費が浮くし、数年後には、夜行バスなんて体力的に無理になるかもしれないから、今のうちに決行しよう!と思ったのです。

ルーマニアから帰ったばかりでしたが、ちょうどオバマさんがヒロシマを訪問すると報道された頃です。
アウシュビッツには行ったのに、広島・長崎に行っていない、というのが、心にひっかかっていたので、第一の目的は「広島の原爆資料館に行くこと」と決めました。

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職場近くの深夜バス乗り場からは、倉敷行きのバスが運行されてます。
金曜夜に出発し、翌日土曜日の朝8時に倉敷駅到着です。
観光客があまりいない時間帯に倉敷を散策できるなんて素晴らしい思いつき!と自画自賛。

無料のガイドさんという素晴らしいシステムを利用し、倉敷観光をスムーズに堪能し、午後には列車で尾道へ。

倉敷と尾道の間には、長年お会いしたかったYさんがお住まいなので、旅の計画後、早速連絡をとり、夕ご飯をご一緒できることとなりました(この旅で一番嬉しかったことです!アリガトウYさん!!)

尾道では、古民家の長屋をを改装したドミトリーに初参戦。
ドミトリーというのは、ベッド(布団の場合も)だけを借りる宿泊形態で、見知らぬ旅人同士が同じ部屋で寝るのです。もちろん、トイレもシャワーも共用です。

海外では躊躇してきましたが、日本で経験しておけば、今後の海外旅行での選択肢が増えるかもと挑戦。
その感想や、倉敷、尾道などのことははまた別の機会に書かせてくださいね。

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二日目は日曜日。
朝7時過ぎの列車で尾道からは2時間ほどの宮島口へ向かいます。

宮島口からフェリーで10分ほどで、世界遺産の厳島神社と大鳥居のある宮島へ上陸です。
ちょうど、世界遺産ツアーのアナウンスが流れてきたので、500円でそのツアーに参加しました。こういう観光サービスってホント有難いです。
ガイドさんのおかげで、効率よく、宮島を廻ることができ、午後からは一番の目的である原爆資料館見学に向かうことができました。

雨が降り出したのも、宮島見学の後だったのはラッキーでした。

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再びフェリーに乗り、宮島口駅へ。

予定では、広島駅でキャリーケースをコインロッカーに入れてから、原爆関連施設に行く予定でしたが、間違えてJRではなく広島電鉄という路面電車に乗ってしまいました。

路線図を見ると、とんでもなく遠回りなのでアセリましたが、原爆ドーム前という停留所があると気がついたので、降りることに。

雨が強くなってきた中、傘をさしながらのキャリーバッグでの移動は、ちょいしんどかったけれど、原爆ドームと、念願の原爆資料館へ行くことができました。

そのあと、広島城を見学し、地元の親切な方が広島駅まで一緒に歩いてくださったりと、たくさんの人に助けられながら、夕刻発のLCCで東京に戻りました。

ちなみに、LCC(格安飛行機)、平日なら5千円台ですよ!
日曜だったので9千円でしたが、広島→成田が1時間半。さすがに帰りにバス10時間はキツそうなのでLCCチョイスといたしました。
が、成田第三ターミナル着なんですぅ~
噂には聞いてましたが、第三ターミナルから第二ターミナルまでの遠いこと!
早足で10分はかかります。ぜいぜいぜいぜいぜいでした!(笑)

さて、往路夜行バス・復路LCCでの1泊二日の倉敷・尾道・宮島・広島週末旅行の総額は、2万2千円(夜行バス¥6,200、LCC¥9,170、宿泊費¥2,596、その他列車、フェリーなどの移動費が4千円位)ほどでした☆

この旅で、国内旅行への自信もつきました。
コスト面からもまた行ける!という自信です(笑)

次回はアナタの住む町へ出没させていただくかもしれません☆

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木と羊の教会

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石造りの建造物が多いヨーロッパにおいて、ルーマニアのマラムレシュの教会は木造。

マラムレシュ地方といえば樅の木と羊なんだそうです。

なので教会内部も木材と羊毛がたくさん使われておりました。

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私が訪れたのは緑がまぶしい5月でしたが、マラムレシュの冬はとーっても寒いのだそうです。

なので木の教会の床にも椅子にも手織りの羊毛が敷かれています。

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祭壇におかれていた十字架も木の温かみが感じられました。

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かなり古い時代の壁画(たぶん世界遺産)も、木の壁に描かれているせいか、中央ヨーロッパの教会の雰囲気より、ぐっと素朴感があります。

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これまでいくつもの教会を見てきましたが、床も長椅子もウールが敷かれているのは初めての光景でした。

毛織物の技術も素晴らしかったですが、祭壇周りのクロスの刺繍も見事。
日曜日の礼拝には、民族衣装を着た村人が集うそうですが、見たかったなぁ。
写真集でみた民族衣装も、やはり手織物や刺繍がふんだんに施されたものなんですもの。

また行きたいな。マラムレシュ。今度はぜひ日曜日に!


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木造教会とコウノトリの巣

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マラムレシュを知ったのは、実は、ルーマニアに行くと決めたあとでした。

旅情報を収集しようとネットで検索するも、他のヨーロッパ諸国に比べ、その情報量、まぁ少ない!

そこで、図書館の検索ツールから、ルーマニア関連の本を調べてみたら「みや こうせい」というフォトグラファーの写真集やエッセイがヒット。数冊、借りてみたのです。

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写真集では、マラムレシュの四季折々の自然と暮らし、これまで見たことのないカタチの木造教会と、伝統的な衣装を身にまとったひとびとが写っていました。

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大きな干草のかたまり、木造教会、民族衣装のひとびと・・・一目でノックダウン!やられてしまいました!
もうもう、絶対、この写真の場所に行こう!と決めた瞬間です。

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ところがマラムレシュというのは、地名というより地方のことで、交通の便があまりよくないところに、村々が点在しているのです。(各村ごとに違う民族衣装がまた素敵なのです)

しかも、最寄の空港であるバイアマーレ空港がまさかの閉鎖中!
短い日程の中、自力で行くのは無理があると知り、ドライバーを雇う事にしました。(貧乏ツーリストとしては大英断!笑)

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ドライバー兼ガイドのマラムレシュ地元民・Vさんとは、主に英語で会話しましたが、日本の盆栽に興味があるヒトで、片言の日本語も話してくれます。

とても気の利く優しい方で、ドライブ中に、「ハングリー?」と、ダッシュボードから手作りのポークのサンドイッチを取り出し食べさせてくれたり、お昼には自宅であるペンションで地元料理をふるまってくださいました。
そうそう、手作りのワインやウォッツカみたいな強いお酒(たぶん「ツイカ(Tuica」)を、ちょびっと飲ませてくれたりしました。

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そして、ときどき一人にさせてくれたのもヨカッタです。
ひとりで村をぶらぶらしているときに、見ず知らずのおばあさんのおうちに上げてもらったりしたのです。

そうそう!念願のコウノトリの巣も見ることができました!

東ヨーロッパって、コウノトリが民家や電柱に大きな巣を作っているのを旅番組で観たことがあって、いつか自分の目で見てみたかったのです。

↓かなーり傾いた写真で申し訳ありませんが、首を傾けてご覧ください☆

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ちなみにコウノトリは鶴くらいの大きさ。だから、その巣もけっこうな大きさなんですが、村のいたるところで見かけることができました。

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