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「私の責任だわ」と言えるふたり。

140217
二週続けての大雪の週末でしたが、日曜日の東京は快晴。

その日は姉から、練り味噌(姉の友だちKさん自家製・↑写真)をもらう約束をしており、電車は多少の遅れがあったものの問題なさそうだったので予定どうり出かけました。

中華料理店でコースランチを食べ、練り味噌を忘れずにしっかりもらい(Kさんアリガトウゴザイマス!)、シスターズトークを楽しんだあと、大好きなおばさんに会うため、姉の住まいへ向かいました。

「おばさん」と私が呼ぶその人は、姉の旦那様のお母さん、つまり姉の姑です。
血のつながりもない親戚で、ふつうだったら、そんなに会いたいとは思わない関係かもしれませんが、偉ぶることのない93歳の彼女は、なんとも魅力的なのです。

姉のうちは二世帯住宅で一階がおばさん宅。
姉の家のリビングではなく、おばさんの家の炬燵でお喋りを楽しみます。

話題はご近所のコトやら天候の事、そしておばさんの半生が語られることもあり、そこにさらっとマッカーサーやら農地改革のことまでまで出てくるのだから興味深いです。

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今回は2週続けての大雪の翌日ゆえ、二世帯住宅の中で唯一の男性であるおばさんの息子、つまり姉の旦那様の雪かきの話が出ました。

雪に不慣れな土地柄ですから、当然、雪かきも初心者であるとはいえ、姉の旦那さまの雪かきときたら、広い庭から門までの間を、ほんの数十センチの幅で雪をどけたくらいで、本人の「やり遂げた感」とはうらはらに、あまり役には立たたない雪かきだったようです。

しかし、そこで「もっと広い幅で雪かきして」などと言うと、ご機嫌をそこねたりするらしいので、姉もおばさんも「ありがとう」以外のコトは言わないそうです。
(その後の雪かきは旦那様のプライドを傷つけないようにこそっと姉がやったらしい)

姉が、「(旦那さんが)あんなふうなのは私の責任だわね」と言うと、おばさんが「私の責任でもあるわ」と言い、すると姉が「そうだわ。私の責任でもあるけど、ふたりとも責任あるわよね。」と笑い合うのです。

嫁と姑がふたりそろって「私の責任」と言う。
ふたりとも、困ったことではあるけれど、しかたがないことねと笑って言うのです。

そしてワタシは、そのふたりの会話を聞きながら、姉のこともおばさんのことも好きだなーと、笑顔になったのでした。

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コメント

whokoさん
ちょうど娘とひどい喧嘩した後でした。
このお話。心が柔らかくなりました。

娘に対して、ひどい言葉を言う私。
そして、娘もそれに対してさらにひどい言葉を
私に吐く。(まさに吐く。です)

それとは相反した、お姉さんと叔母さんの
やりとり。いつも気持ちのいい時間が
流れているのでしょうね。

夫婦関係もそうでしょうね。
「我慢」とか「忍耐」とかいうとなんだか
辛そうな響きだけれど、
少しの「思いやり」で、家の中が、居心地が
良いものになるんだろうな。って。

投稿: kotokoto | 2014.02.18 00:22

kotokotoさん

傷つけあう言葉の応酬、私もあります。
言ったらからといってすっきりするどころか、あの後味の悪さ。。何度も失敗しています

姉とおばさんの会話を聞いていると、誰かのせいにせず、自分にも非があるというふうに引き受けるたくましさがあるのだと思います。

私は特に男尊女卑的なコトだと、すぐにかっときてしまうほうなのですが、ふたりをみてると、こういう受け止め方もあるんだと驚くとともに、なんだか新鮮でした

投稿: whoko | 2014.02.18 16:32

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