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アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所

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アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に行ったことは、この旅の中で、いや、今までの旅の中でも一番心揺すぶられた経験でした。

とはいえ、アウシュビッツに行く前日まで、長崎・広島をも訪れたこともない私が行くのは、おこがましいような気がして、行くか行かないか決めかねていたのです。

ワルシャワからクラクフに移動した二日目の朝、雨の音で目を覚まし、iPhoneで天気予報を見ると一日雨。それならばアウシュビッツへ今日行ってしまおうと駅に向かったのでした。

クラクフ本駅から列車でもバスでもアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所のあるオシフィエンチムに行くことが出来ますが、バスはアウシュヴィッツ博物館の目の前で下車できるとガイドブックにあったのでバスを利用することにしました。

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バスステーションの窓口で7:50発のチケットを買い、バスに乗り込み出発を待っていると、日本語が聞こえたのでそちらを見ると、お二人の日本人男性でした。
ポーランドに来てから数日、日本人はおろか中国人や韓国人も見かけていなかったので思わず声をかけると、某中東国に駐在している日本人商社マンお二人が休みを利用して旅行している最中で、これから向かうアウシュヴィッツでは唯一の日本人ガイド中谷氏のガイドを申し込んだとのことでした。

ちなみにバスでクラクフから1時間半ほど。終点ではないようですが、アウシュヴィッツ博物館につくと運転手さんが声をかけてくれました。

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アウシュヴィッツとビルケナウの強制収容所(ふたつの収容所間には無料シャトルバスがある)を見学する際のシステムを説明すると、入場料は無料で、5月から10月の10:00~15:00の時間帯はガイドと一緒にでなければ入れませんが、10時前に入ればガイドをつけずに無料で見学できるわけです。
(アウシュヴィッツ博物館などの運営はほぼ寄付によってまかなわれているようです。入場料無料ってすごいです)

ガイドは英語・ドイツ語・ポーランド語などなどありますが、日本人公認ガイドは中谷さんという方おひとりだけで、メールなどで事前に予約となっていました。

ネットで情報収集したところ、この中谷さんのガイドは素晴らしかったと大絶賛されており、私も予約メールしようかどうか迷ったのですが、けっきょくしないままでした。

そのことをバスで出会った日本人のお二人に話すと、「当日でも大丈夫かも。電話してあげますよ」と言って下さったのでお言葉に甘えさせていただき、結果、当日突然参加が叶うこととなったのです!(ありがとうございます!)

ちなみにそのときの中谷さんのガイドの参加者は10数名ほど。お支払いしたガイド料はひとり40ズロチ(1200円位)。なんでも参加人数によって値段の変動があるそうですが、40ズロチならば英語ガイドと同じ値段です。

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さて。
アウシュヴィッツで感じたことを伝えるのは難しいのだけど、アウシュヴィッツが「博物館」であることに、あらためて衝撃を受けました。
かつて強制収容所だったところがアウシュヴィッツ博物館となり保存されている…
あの場所は、人間の残酷さとその歴史を伝える場であると共に、お墓であり、追悼の場でもあるのだと実感したことは、自分の中でとても大きなことでした。

それから、多くの方がおっしゃるように、できたら中谷さんにガイドをお願いすることをおすすめします。
彼は物静かに悲惨な事実を淡々と語ります。
決して押しつけがましく語ったりしないのです。
むしろ、ご自分の言葉で、見学者の感情を操作をしないよう気をつけているよう感じました。
政治、宗教、差別意識、当時の状況など多方面からの視点で、何故このようなことが起こってしまったのかを、それぞれが考えるヒントとなるように解説してくださいます。
そして「加害者の多くは傍観者だった」という言葉もよく口にされ、それは私自信にも当てはまることだとズキンズキンしました。

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いろいろな国から多くの方が訪れていました。
大きなイスラエルの旗を身体に巻きつけるようにして見学している学生たちの中には、立っているのがやっとというくらいの悲しみを(もしかしたら怒りのようなものもあったかもしれない)発している少女もいました。

アウシュヴィッツで見たものは悲惨なものばかりでしたが、中谷さんのガイドは最後に希望を感じさせるものでした。
ここを訪れる多くは、少年少女などの若い世代だと。多くの若い世代の人たちが、訪れ、感じることで、あの悲劇を繰り返さない世界になるよう期待していると・・・

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コウォ・バザールとポーランドの優しい人々

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バザールでござーる、バザールでござーる…なんて古いCMを思い出しながら、ワルシャワの蚤の市「コウォ・バザール」へ行ってきました。

そこは中心部からは離れた場所で、ガイドブックにはトラムでとあったのですが、ホステルのスタッフが目の前のバス停からの行き方を教えてくれました。

ちなみに、ポーランドのバスやトラムに乗車するとき、切符はドライバーや車内のマシンから購入できる場合もありますが、細かいお金が用意できないときもあるので事前に買っておいた方が安心。(切符の購入場所は「RUCH」というキオスクや、バス停によっては販売機が設置されていたり、車内にマシンがある場合も)

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そうはいっても、ワルシャワ空港に着いてすぐ、市内に行く175番の市バスの停留所があったので慌てて並んじゃって、空港内で切符を買うはずだったことをトンと忘れていたことに、はたと気がつきました。

でもね、そこでしょっぱなからポーランドの方々の優しさに触れちゃうのですよ。
コートの襟を抑えるしぐさをしたせいか、バス待ちのおばあさんが「寒いでしょう?ポーランド。寒いわよねー」と話しかけてくれます(ポーランド語だけど、私の背中をそっとさする動作で伝わります)

優しそうな方だったので、「運賃はドライバーに直接お金を払えば大丈夫でしょうか?」と尋ねると、英語がわからないそのおばあさんは、並んでる他の乗客に声をかけてくれ、その中のひとりの青年が自分のカード入れをごそごそし、予備の切符を探し出してくれたので、それを買いました。
彼は英語ができ、バスの運行時間の間隔や降りるバス停までのだいたいの目安などを教えてくれ、「ポーランドにようこそ!楽しんでね!」と違うバスに乗り込んで行きました。

初めての国の初めてのバスはいつも多少の不安があるのですが、とりあえずポーランドのバスは、わりと聞き取りやすいアナウンスがありホッ。
耳をそばだててバス停のアナウンスを聞いていると、そんな様子を感じ取ってくれたのか、乗客の中には親切な人がたくさんいて、「まだだよ」とか「次よ」などと降りる場所を教えてくれたりしました。

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さて、写真のコウォ・バザール、なかなか見応えがある品揃えと出店数だったのですが、どうも旅先での購買意欲がワタシにはなく、そのままオールドタウンへ向かうことにしました。

来たときはホステルそばからバスの乗ってきたわけですが、トラムがたくさん走っていたので、トラム待ちの女性に、「オールドタウンへ行きたいのですが、どのトラムで行けますか?」と聞くと、途中まで行くからと一緒に乗り込んでくれました。

ちなみに、オールドタウン(旧市街)と英語で聞いたのですが、Stare Miastoと言うんだそうです。
一緒に乗り込んだその女性が先にトラムを降りるとき、「ストラマイストよ。ストラマイストで降りるのよ。そしたら上に登って行けばあなたの行きたい所へ行けるわ」と何度も念を押すように教えてくれました。

ポーランドでは英語があまり通じないことが多かったのですが、それでも、ワルシャワでもクラクフでもザリピエでも、たくさんの方々が、一生懸命コチラに伝えようとして下さいました。

そのときよく耳にしたのが「トゥーム」とか「ターム」と聞こえる言葉で、最初は「トラムに乗って」と言ってるのかな?と思いましたが、トラムがそばにないところでも何度も「トゥーム、トゥーム!」と言われ、その言葉を言うときの身振りが、遠くを指し示しながら大きく手を振っていたので、もしや「あっち」とか「むこうのほう」とかの意味かなと検討をつけました。

日本から持参した「指差し会話帳」を使うことはほとんどなかったのですが(やっぱ、とっさに該当する言葉のページを開くのは難しい)、巻末の単語索引から調べると、意味があっていて、たった一言わかっただけなのに、なんだか嬉しかったです☆

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BALLET!

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ポーランドに到着したその日の夜はワルシャワのTEATR WIELKI(ポーランド国立歌劇場)でPOLISH NATIONAl BALLETのBACH DANCESというバレエ観劇

日本から劇場のHPでオンラインでチケットは購入済みでした。
劇場の窓口で予約番号を提示(私はメールをプリントアウトして持参しました)すると上の写真のチケットがはいった封筒を渡してくれます。
チケット代は日本では考えられないくらい安く、海外旅行先でのバレエ鑑賞は旅の楽しみの一つでもあります。
今回のチケットは2000円弱のものですが、バレエだけでなく、劇場の素晴らしさも体験できるので、とっても得した気分になれます☆

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でも実は、劇場に辿り着くまで、けっこう迷いました。
メインストリートからちょっとだけ入った場所で、地理の弱い私でも間違えるはずない場所にあるにもかかわらず、なんで迷ったかといいますと、ワルシャワの旧市街、立派な建物が多過ぎなんだもん!

どこもかしこも美しい彫刻や柱のある歴史を感じさせる建物なもんだから、ここだ!と思った建物が外れの連続。。。

そういう間違いをするのは、ワタシがマヌケだからというのもありますが、あまりにも辿りつけないので途中で道を訊ねたカタール人カップルが偶然にもワタシと同じくバレエを観にその劇場に行くところだと言うので一緒に探したのです。

がしかし。
「あ、あの白い建物だよ。うん。間違いない!」と3人で向かい、ガラス越しに中をのぞくとなんか違う。。。「あっちの建物かな?」なんて少し行ったところの建物の扉をあけると一般のオフィスかなんかみたい。
そこの人に正しい劇場の場所を聞き、やっと辿り着いたのですけど(下写真)、地元の人でもない限り、間違えるんですよ、劇場っぽい建物ばかりなんだもの!(笑)

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演目の「BACH DANCES」はダイナミックかつ繊細で素晴らしかったです!

でも実は・・・やっぱ最後のほうは寝ちゃいました。。
いやぁ、贅沢なくらいたっぷりバレエが楽しめる3部構成になってるのですが、飛行機と乗り継ぎ時間を入れて20時間以上フライトしてきた身にはがっつり観るだけの体力は残っておりませんでした~
暖房もやけに気持よくって眠気を誘う・・・3幕目はすとんと夢の中でした。。

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劇場から出るとき、階段のところで、一緒に来たカタール人カップルとまたあったんだけど、彼氏の方に「眠ってたでしょー。長過ぎだよね!」とか言われちゃいました~・・・はははは・・・!

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ワルシャワのホステル

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ワルシャワでは一泊2999円のホステルに2拍、途中クラクフへ5日ほど行き、またワルシャワに戻り同じホステルに1泊しました。
実は、最初の二日間の一泊2999円というのは共同バスのはずで、間をあけて戻ってきてからの部屋はプライベートシャワーのある3806円の部屋のはずでした。が、なぜだか最初の2泊もシャワーのある部屋で後から請求もされなかったのでラッキー♪

立地は旧市街に近く、部屋の色がとーってもワタシの好み!上の写真はピンクに塗られたパネルヒーターが余りにも可愛らしかったので、クラクフのユダヤ人街の市場で買った古い絵ハガキをのせて撮影しました~

濃いピンクと青味の強いパープルの壁なんですが、このピンクこそ自分の部屋に塗りたい色だったのでうれしくなりましたし、パープルの色味も気にいり、この色も自分的に候補になりつつあります↓

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さて、ホステルというのは、いわゆるバックパッカーがベッドだけ借り、見知らぬ人同士で同じ部屋に寝るドミトリーといった形式の部屋もあるのですが、私はさすがにそこまでの度胸はなく、シングルの部屋にしました。

フロントのあるフロアには↓写真のリビングスペースがあり、PCやテレビやオーディオもありました。日中は宿泊客が各自のんびり過ごせる場所となっておりますが、夜など、若い人たちのドリンキングクパーティ会場と化し、にぎわっておりました。

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さて、朝食なしで予約したものの「フロントの人から朝食はどうしますか」と聞かれ、金額を訊ねると、なんと!5ズロチ!日本円で150円てことですよ!オクサマ!

150円ですからねー。期待せずに早朝出発しない日の分だけ頼み、カフェテリアに降りていくと、まぁ!すてき!
白を基調に片側の壁だけパープルに塗り分けられた室内で、隣の公園の木々が窓からのぞいています。

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感動なのはインテリアだけでなく、150円という値段にもかかわらず3つ星クラスのホテルの朝食メニューってこともでした!

珈琲・紅茶・ハーブティ・ミルク・ヨーグルト・数種類のシリアル・ハム・チーズ・トマト・きゅうり・ピクルス・ラディッシュ(コチラではまるごと食べるようです)・バターに蜂蜜、ジャムも豊富でした!

↓150円支払っただけでビュッヘなのでおかわりも自由!

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ここ、朝食時以外でも、珈琲とお茶はフリーです。

自分でお湯を沸かし自分で淹れて、食器も自分で洗うシステムです。
長期滞在者はこのキッチンでお料理も作ってましたし、冷蔵庫も洗濯機もあります。

朝食ビュッヘのパンとハムでサンドイッチを作り、たぶん昼食用にしている人もおりましたが、スタッフはふつーに当たり前のことと思っているようで、150円で朝食はおろか昼食までまかなえてしまうなんて、なんとも素晴らしいじゃありませんか!

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バスの切符を買える場所とか、コウォ・バザールという蚤の市への行き方も親切に教えてくれるフロントはホテル並み。
難点をあげればエレベーターがないこと。いやぁ、私の部屋は3階だったもんでトランクがあるときはぜぃぜぃもんでした!(笑)

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クラクフのゲストルーム

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今回、ポーランドの首都であるワルシャワに2泊、クラクフに移動し4泊、そしてまたワルシャワに戻り1泊するというスケジュール。
クラクフでの宿泊先は、クラクフ本駅から近い旧市街の中にある一泊2495円(安っ!)のゲストルームです。
かなり古い建物の中の一室で、優しいオレンジ色のカーテンのこじんまりとしたシングル。

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さて、ゲストルームというのは、クロアチアでも利用したSOBEと同じシステムで、個人の家やアパートの中の一室を借りるというもので、スタッフが24時間体制のホテルと違い、いつでもドアが開いているわけではありません。

このゲストハウスの前に到着したもののドアは閉まっており、ブザーを押してみましたが何の応答もありません。
重たいトランクもあり、いやぁ困ったな、しかたがない電話しようとiPhoneを取りだし、フライトモードを解除すると、ショートメールが着信されました。
おやっ?と見ると、このゲストルームからのもので、到着30分前に連絡してほしいという内容で、数時間前に送られてきたようですが、フライトモードにしていたので気づきませんでした。

海外ではfree wifiのあるところでしかネット等の利用はしないので、モバイルデータ通信もデータローミングもオフにしています。
ちぇっ。目の前の建物の中の電話にかけても海外通話になっちゃうんだよなーとケチくさいことを思いつつ、ふと、受信したばかりのショートメールの表示されている番号のところをタップすると、電話がつながりました。

名前を名乗り予約している旨を伝えると、「メールしたのよ~。いつ着きそう?」と言うので、すでに建物の目の前にいますと言うと、「すぐ行くわ!」と電話が切られ、数十秒後に無事ドアが開きスタッフが笑顔で迎え入れてくれたのでした。
そのとき運良く建物内にいたスタッフですが、ほぼ常駐はしていないそうなので、夜遅い到着だったりしたら心細くなっちゃったろうなと思いますが、まぁヨカッタ☆

ちなみにこの時の海外通話料金を帰国後確認したら、「世界対応ケータイ(音声)(海外事業者宛) 115円」でした!ちぇっとか舌打ちしちゃった自分が恥ずかしい金額でした!(笑)

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↑は建物内部の写真。
かなり古く、傷みも激しいのですが、天井や足もとのタイルなどなかなか綺麗~

スタッフに、例のごとく外のドアの鍵、フロアの鍵、部屋の鍵と3つの鍵を渡され、早朝のチェックアウトならばポストに鍵を入れてってねと言われました。

さて、四泊分を支払おうとしたらお金が足りない!
日本円で一万円もしない金額なのに!

クロアチアのとき、こういったところはカードが使えないのを学習していたはずなのに要領悪いなぁアタシ。とりあえず、その場でトランクを広げ隠し財産から無事支払完了。

廊下のキチネットコーナーでお湯を沸かし常備されているお茶やコーヒーは自由に飲めるのが嬉しい(今回はfree wifiのほかにドリンクが着いている宿泊所を探したの)

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↑建物の外観。腰から下がライオンの男子がたくさんおりましたー。じっくり撮影してたら、なんだか恥ずかしくなりますね、下半身にライオンって(笑)

旧市街内、駅近く、私好みの古い建物で値段も安かったですが、共同のバスルームが汚くはないのですが、配管から嫌なにおいがあって・・・古い建物だからしかたがないのですが、ついつい、シャワーの回数は減ってしまいました。寒い季節でよかった!(笑)

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ザリピエ村*その4

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おままごとのキッチンセット?!
いえいえ。本物のキッチンセットです。

ここはザリピエ村のミュージアムで、Felicja Curyłowa(フェリチア・ツリウォーバ)という女性のお宅だったそうです。
青い鉄の門扉、広がる芝生に小さなピンクの家の可愛らしいこと!

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そもそも、ザリピエの花模様のペインティングアートは、1930年代にフェリチア・ツリウォーバさんが、自宅のコテージに村伝統の花模様を描き、装飾したことから始まったそうです。
昔のポーランド田舎の家庭には煙突がなく、壁や天井が煤けてしまっていたところ、19世紀後半に煙突が各家庭にも取り付けられるようになり、煤で汚れることがなくなったところ、屋内や屋外の壁にペイントがされるようになったとか。
農家の女性画家フェリチア・ツリウォーバさんが始められた花模様のペイントは、いつのまにか村中の女性たちに広がり、現在ではこの村の家々に花模様が彩られるようになったとのことです。

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部屋の中はどこを見ても可愛らしく、これだけたくさんの色が氾濫しているのに嫌じゃないのは、やはりアートの領域だからなのかもしれません。

描かれた花だけでなく、こういった立体的な花も↓

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このお宅(今はミュージアムだけど)にあるレースやクロスもいちいち素敵☆

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壁も天井も照明器具にも花模様↓

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棚も食器も花模様ペイント↓

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このミュージアム、前を通りかかったら、向かいの家から女性が鍵を持って現れ、ミュージアムの中に案内してくれました。
帰国後知ったのですが、この向かいに住む女性、フェリチア・ツリウォーバさんのお孫さんらしく、ミュージアムの鍵を管理なさってるんだそうです。
もし、気がついてもらえないときは、このお孫さん宅に行って鍵を開けてもらうよう頼めば開けてもらえるそうですよ☆

同じ敷地内にある黄色の建物も可愛かったです!

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ザリピエ村*その3

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可愛らしいザリピエ村の家々。お家の中はどんなだろう?って思いますよね?

とあるお家の前にさしかかると、中からショートボブのご婦人が杖をつきながら出てきて、私に向かって笑顔で何やら話し始めました。

「こんにちはー!」と挨拶すると、門扉を開けて入っておいでというしぐさをする。

「え!いいんですか!?」と躊躇してると、「いいから早く入ってきなさい」と言う。(言葉はわからないけど、絶対にそう言ってる!)

それならば遠慮なくと鉄の門扉をあけ庭に踏み入れると、「家の中を見て行きなさい」と。(言葉はわからないけど、完全にそう言ってる!)

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お家の中もたくさんの花が描かれ、とってもチャーミング!

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「じゃんじゃん撮りなさいよ」と、リビング、キッチン、廊下や階段も案内してくれる。
わけがわからぬまま、お言葉に甘えて室内を見学させていただいていると、開かれたノートを指差すので見てみると、世界中からこの部屋に訪れた人たちが記念にひとこと書いているノートでした。

ワタシ勉強不足で知らなかったのですが、きっとザリピエでは有名な方なんだと思われます。

家の中の花も外の花も彼女が描いたと言っていました。(言葉はわからないけど、ね!)
賞状も飾ってあったので、お花を描くコンテストで優勝んさってるのだとお見受けしました(ポーランド語も読めませんから推測)

お庭や裏のお家なども見せていただき、始終にこやかに対応してくださってありがとうございました♪

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ザリピエ村*その2

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↑こちらはザリピエ村の消防署。

消防署にもお花の絵を描いちゃうザリピエ村は家の壁だけでなく、ありとあらゆるものにもお花が・・・↓は井戸。

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ハロウインでしょうか。たくさんのお庭でかぼちゃをみかけましたが、それらを入れているものだってお花の絵↓

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犬小屋やポスト、私には使用目的のわからないものにもお花の絵↓

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この時期、葉っぱが色づいていてキレイ!
それに溶け込むかのような黄色のペイントもキレイでした~↓

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道の角っこにたてられた十字架にも当たり前のようにお花が描かれておりました!

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ザリピエ村*その1

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村の住人みずからが家々の壁などに伝統的な花のモチーフをペイントしているザリピエ村。とっても可愛らしい村で写真もたくさん撮れましたので数回に分けて記事をアップいたします。

まずザリピエ村への行き方なのですが、私はクラクフから列車で1時間30分ほどのタルヌフという町のバス乗り場からミニバスに乗っていきました(mgちゃんから教えてもらった番組では、たしかチェコからバスでポーランドに入り渡し船に乗り・・・という経路でした)

タルヌフのバス乗り場は、駅から大通りを直進、信号を右折したところにあり、そこまではわかりやすかったのですが、たくさんのバスが発着するバス停でザリピエへの時刻表をみつけられません。

バスを待つ人に聞いても、ザリピエ、ほぼ誰にも知られてない・・・・
ですが、ポーランドの人ってほーんと親切で、一生懸命あーでもないこーでもないとポーランド語で話し合ってくれます。

そのうち、ひとりの15歳くらいの少年が英語で「僕はザリピエのほうに行くバスに乗るから途中までいっしょに」と言ってくれまして、ほっとしました。
(なので、すみません、ザリピエが何行きのバスかお伝えできませんが、終点ではないし、1時間に1本くらいしか運航していないので、これから行かれる方は事前に調べておかれるとイイですよ!)

さて、バスで1時間は走った頃、先に降りた少年がドライバーに「ザリピエであの東洋人を降ろして」と言ってくれたようで、ドライバーと乗客たちがいっせいに「ザリピエ!」と教えてくれました。

きゃー!やったー!!念願のザリピエだぁ!!!!!

がしかし。バスを降りたのは私だけ。小さなバス停の周囲に人影なし。どっちへ行けばいいのかまったくわかりません。。

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バスが行った方向へ進むと農家があり、そちらの小道にはいっていくと、放し飼いの大型犬が興奮状態で突進してきます。(ほら、お客がめったにこない家庭の子供のところに急に知らないお客さんが来てはしゃぐかんじ)
農家の人が犬を抑え、私が来た方を指差し「ドゥ・・なんとか」と言い、聞き取れなかったものの、ああ、反対側に来ちゃったんだなと引き返しました。

降り立ったバス停に戻り少し歩くと、タルヌフ行きへのバス停があり、あ、帰りはここから乗るんだと帰りの時刻表を撮り、辺りを見渡すと、やっと案内板のようなものがみつかりました。

しかし、その案内板を見てもどっちに行けばいいのかちんぷんかんぷん。
遠くの方に第ニ村人発見したので「インフォメーションはどこですかぁー!?」と英語で叫ぶとと「・・・ドンマーラ・・・?」と聞き返されます。
ああ、この村のカルチャーセンター兼インフォメーションの「DOM MAKAREK」のことだなと推測し、「そこへ行きたいんですけどぉー!」と言うと、方角を手で指し示してくれたのでお礼を言って歩き出しました。

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↑この案内板のマップ、DOM MAKAREKでもらえるのですが、まずバス停に案内板までの方角があるとよかったなー。
案内板見つけるまでにウロウロし、そこから歩きだし気付いたのですが、マップにある民家のお隣さんとの間隔、とーっても離れています。案内板からインフォメーションであるDOM MAKAREKまでは10分以上の距離。

素晴らしい田園風景もみれるので歩くのは気持よかったですが、真夏や真冬は徒歩は無理かもです~。。。
とりあえず、私が行ったこの日は、2~3時間の間に村人数名にあったものの、観光客とは全く遭遇しませんでした!(笑)

あとね、この日のワタクシ、朝早くの列車に乗り込み、途中で何か食べようと思いつつタイミングを逃し、ザリピエ村に着いた時はお腹ぺこぺこ!インフォメーションで真っ先に「レストランはどこですか?」と聞いたのに、ナイんですって!スーパーや売店は?と聞いても、「うーん、車で・・・」みたいな返答。
村散策中にBARの看板はみつけましたが営業はしてなさそうでしたので、もしザリピエに行かれるのなら、ご飯はすましていくか持参をおススメいたします(笑)

さて辺鄙な場所ということばかり書いてしまいましたが、可愛らしい村であることは間違いないです。個性豊かな家々のペイントをお楽しみください↓

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ファースト*ビジネスクラス!

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ただいま!ポーランドの楽しい日々はあっという間に過ぎ去り、昨晩日本に戻ってきました!

ワルシャワもクラクフも、そりゃぁもう美しい街で、何から書いたらいいのか迷っているところですが、第一目的である、村人たちが家々に描くお花のペイントのあるザリピエ村に行くことができました(写真↓)

ザリピエ村へは、クラクフから電車で2時間のタルヌフまで行き、さらにミニバスで1時間かかるのですが、バス停で待つ地元の人々も行き方を知らない村でした(汗)
かなり辺鄙な場所で、700人ほどの村人ともめったにすれ違うことがなく、隣の家との距離もけっこうあるのどかな村。その日の観光客にいたっては、たぶん私だけだったんじゃないかな?(笑)
たくさん写真を撮ってきたので後日ご紹介させてくださいね!

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躊躇していたアウシュビッツへは、雨の音で目覚めた朝、突然行くことに決めたにもかかわらず、いろいろな出会いと偶然が重なり、予約していなかった日本語ガイドツアーに飛び入り参加することができ、結果、本当に行って良かった!と思える体験が出来ました。
(もし、アウシュビッツへ行くことをためらってる方がいたら、是非訪れて下さい!とオススメしたいほど、貴重な体験でした!)

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貴重な体験といえば、行きの成田空港で搭乗案内を待っていると、突然私の名前が呼ばれたので、カウンターにいってみると、なんと!・・・・

エコノミーがだいぶ混んでいて、どうしても隣同士で座りたい人がいるので、私にビジネスクラスのご案内でよろしいですかと言われたのです。

異存などあるわけないです!噂には聞いていたけど、ホントあるんですね~エコノミー満席によりビジネスへって☆

さてウキウキ気分があまり顔に出ないように抑え気味でゆったりしたビジネスクラス空間へ。
ウエルカムドリンクにシャンパンなんぞ頂き、タッチパネルを触れば、きゃぁ♪リラックスできる歯医者さんの椅子みたくなったかと思えば、180度フラットな状態になり最終的にはベッドになっちゃうのねー!!おかげでぐっすり安眠させていtだきました☆

ワインを頼めばその場で蓋を開けテイスティングさせてくれるの!
食事はコースで何種類も運ばれてくるし、あ、食器は陶器、カトラリーもちゃんと金属!もちろんグラスだってちゃんとクリスタル!
(もしかしてエコノミーのことを知らない方のために書くけど、エコノミはーオールプラスチックですのよ。オクサマ)

モニターも大きいし、ヘッドフォンも耳に優しい感触のふかふかだし、リラックスできるようにとパジャマも配られ(私は最初からリラックス状態の恰好だったのでパジャマは辞退しましたが)、スリッパもアイマスクもエコノミーでもらうのとは全然違うラグジュアリー感でした!

さらに嬉しかったのは各席においてあるポーチで、中にはフェラガモの香水、リップバーム、ハンドクリームが(下写真)ちなみに女性はベージュのポーチ、男性は黒のポーチでしたので中身も男女間で違うものと思われます)

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一生ビジネスなんて縁がナイと思っていただけに、ほんとうにラッキーな体験でした~
ありがとう!カタール航空☆

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急に寒くなった日に。

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先週の金曜日でしたっけ。急に寒くなった日がありました。
そしたら、Rumberaさんから、「今日は寒いのでグヤーシュスープ作りましたよ」と上の画像と共にLINEが来ました!

グヤーシュスープというのはハンガリーの伝統料理で、ハンガリーの名産品であるパプリカ粉がはいっています。
下の写真がハンガリーの市場で買ってきたパプリカ粉で、この赤い袋に入ったものは辛みが強い種類のものですが、一般的なパプリカ粉には辛みはほとんどないそうです↓

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で、Rumberaさんという方は、天才的ひらめきでお料理をなさる方なので(そのレシピは凡人には考え付かない類のもので、非常に美味しいのです!)ハンガリーのお土産はグヤージュスープセットにいたしました。

が、差し上げたのは暑い暑いあっつーーーーい頃で、ようやく寒くなった先週、こうやって作ってくださって、写真まで送ってくれたのです。
(ありがとうございます!ドット柄のポトフ鍋やスプーン、クロスなどのチョイスは、これから私が旅立つポーランドを意識して下さったのでしょうか^^)

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さて、あの寒い金曜日、我が家はチゲ鍋でしたが、少し前、Yちゃんから頂いていたお豆の真空パック缶詰(↑)と、パプリカ粉でチリコンカンをつくりました。(Thanks! Yちゃん)

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チリコンカンはチリパウダーで作るのですが、辛みの強いパプリカ粉でも作れました。

そもそも、チリパウダーもパプリカ粉も原材料は唐がらしですもんねー
そっか、チゲ鍋にもつかってみればよかったな☆

さてさて。
気温が下がってきた週末、ひさしぶりに家で靴下をはいたところ、玄関先のフローリングで勢いよくスッテンコロリン!…身体は見事に宙を舞い、玄関のたたきに落下。背中とお尻を強打しました!

あまりの痛さに悲鳴も上がらず、身動きも取れず…ああ…もしかしてまた尾てい骨骨折やっちゃったかも…と数日後の旅行に行けないかもしれないとなど、狭いたたきにすっぽりはまったままの体制で不吉なことを考えたりしました。

何とか身体を動かせることがわかり、起きあがったものの、もう痛くて痛くて。。
いやぁ、靴下とフローリングの組み合わせはキケンですわー

その日は、お尻と背中が痛くて、歩くにも椅子に座るにも、いちいち「イタタタ・・・」を連発してましたが、翌日になると、大分痛みも治まりました。

あーよかった。
旅行にイ・ケ・ル☆

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もうすぐポーランド!

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ヨーロッパは18か国目となるポーランド旅行まで1週間となりました!
ちなみにヨーロッパ17か国の内訳は、スウェーデン・デンマーク・フィンランド・エストニア・ラトビア・リトアニア・イギリス・オランダ・ドイツ・スイス・フランス・チェコ・ハンガリー・クロアチア・イタリア・スペイン・ギリシャ。

↑の写真はちょうど1年前にポーランドのお隣・リトアニアに行った時の写真で、ヴィリニュス旧市街のアートな壁のあたり。
ガラスに書かれた文字を撮っていたのですが、自分もしっかり写り込んでます。
こういう写真をみると、あ、去年の今頃、こういう格好で旅にいっていたんだと見当がつき便利・・・地理的にも季節的にも、今度行くポーランドと似たているのです☆

とはいえ、旅の準備、あまり進んでおりません。
往復航空券と宿泊先の手配をすませた後は、なんだかいつも旅の詳細案を練るのがおっくになります。

今回、mgちゃんから教えてもらったクラクフから2~3時間の距離にあるザリピエ村に行くことは決めてましたが、アウシュビッツはどうしようかなと悩んでいて、それも旅の詳細を決めれない一因でした。

アウシュビッツのことは本や映画などで見聞きする機会はあったものの、その現場で湧き起こるであろう感情に、ひとり旅の最中、受け止めることが出来るのだろうか不安になっています。
また、訪れるとしたら、旅の最初のほうで行くか、最後のほうで行くか、そんなことも考え込んでしまいます。
なので、スケジュールに入れることなく、目覚めたときの気分で決めようと思います。

さて、↓は先週Yちゃんからお借りしたとっておきのポーランド という本です。「地球の歩き方」からこんな可愛い旅本が出ていたのですね~♪
いやぁ、中身も可愛いのでぜひクリックして「なか見」をみてください^^

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↓そしてコチラは、先週ポーランド祭で出会ったポーランド人女子からすすめられた旅の指さし会話帳 ポーランド
一緒に撮った写真をメールしたところ、アマゾンのリンクとともにすすめていただいたので中古を(しかも一番安い100円のを・笑)注文しました!まだ手元にはないのですが今日か明日には届きそう。

これまで、英語圏じゃないところでも超未熟な英語でとおしてきましたが、 すすめられたのをきっかけに、「こんにちは」や「ありがとう」くらいは現地の言葉で言ってみようと思います(今回の旅の課題!)

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そうそう!
旅のスケジュールを決めていないと書きましたが、昨日、バレエのチケットだけは押さえました。
POLISH NATIONAl BALLETの「BACH DANCES」というもの。
まったく知らない演目ですが、バッハの曲のバレエダンスのようです。
到着日の夜の公演なので寝ちゃわないか心配ですが(コラっ!)、宿泊先から1kmくらいの距離に「ポーランド国立歌劇場」という素晴らしい建物の劇場がありまして、そこの中へ入るだけでも楽しみです!

ちなみにチケット代は、一番安い席で800円くらいから。
私は奮発して(笑)、2000円弱のチケットを予約してみました!・・・が、よく考えたら、かなりイイ席も3000円台くらいからありまして、なんで、それ買わないかなぁと、自分の庶民ぶりに自分でつっこみました(笑)

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あり合わせは焼型のほうも。

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かぼちゃとバナナが余り気味だったのでケーキを焼きました!
(お菓子作りはあんまりしないので語尾にビックリマーク^^)

レンジでチンしたかぼちゃと皮を剥いたバナナをつぶした中に、卵とお砂糖とサラダオイル(バターがなかった)を混ぜ込み、小麦粉とベーキングパウダーとシナモンを混ぜてオーブンで焼くだけ。
えっと、粉はふるってないです。ふるったほうが美味しいのでしょうが省きました!

混ぜ込むのはバナナだけでもいいし、かぼちゃじゃなくてさつまいもなど、あり合わせの材料でOKなのですが、今回は焼き型も「あり合わせ」です!

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というのも、お菓子作りをするのが久々過ぎてパウンド型がみつからなかったのです。。。

でも、そんなことでひるまない(笑)
あり合わせの紙箱を素材にし、手頃な大きさの箱を作り、内側に箱型にカットしたパラフィン紙を折り込み、タネを流し込みました☆

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焼いている最中、あらためてパウンド型を探したのですがみつからず、たぶん、お菓子作りをめったにしなくなった頃、捨てフェチズムが発揮され、処分しちゃったような気がしてきました(←覚えてないケド)

がしかし!
あり合わせで作った紙の焼き型、内側にパラフィン紙を使ったから一回こっきりで終わりじゃなくって、何度でも使えそうです!

畳めるから、かさばらないし、自分好みのサイズにいくらでも作れるので、この「あり合わせ焼き型」、なかなか使えるヤツです☆

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