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悪童日記の小さな町

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ハンガリー出身の作家アゴタ・クリストフが、フランスに亡命後、ハンガリー語ではなくフランス語で書き上げた小説「悪童日記」は、第二次世界大戦時下、大きな町から小さな田舎町の魔女のようなおばあちゃんの家に預けられた双子の少年が、したたかに行きぬいていく物語。
「ふたりの証拠」「第三の嘘」とあわせて三部作となっているのだけど、数年前に読んだとき衝撃を受けた大好きな本です。

ハンガリー行きの直前、物語中の「オーストリアとの国境のすぐ近くの小さな町K」というのは実在する町であることを思い出し、急遽、そこへ行ってみたくなったものの、情報が少なく、行くのは無理かなーなんて弱気でいたのですが・・・行ってこれちゃいました!

上の写真は小さな町K=KOSEG(クーセグ)の駅。
ブダペストからICE(特急)でSZOMBATHELYまで行き、写真の緑と黄色の電車に乗換え、クーセグにつきました。
電車から降りたのは私を含め5人だけで、英語もは全く通じす、駅前は閑散…

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町の中心地まではバスか徒歩でという情報だけは仕入れていたのですが、バスを待つより歩いた方が早そうだと歩くことに。
しかし地図もなく、前を歩くのは同じ列車から降りた老夫婦のみで、すれ違う人もほとんどない道を歩くのはけっこう不安なもんです。
たまに出くわす人に「セントラルはどこですか?」と聞いても、かえってくるハンガリー語、まったくわからず…

こっちでいいのかな?間違ってないかな?とドキドキしながら歩きつつ、それでも、ポストや平屋の家が可愛らしかったです。

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歩くこと15分。やっと、旧市街らしき街並みが見えてきました↓

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数時間で見回れてしまう「小さな町」はとっても綺麗で可愛いらしく、美しい教会やこじんまりとしたお城もありました(お城は、最初はお城だと気づかないで通り過ぎてしまったくらい質素でちんまりしてました^^)

↓足もとにもクーセグの紋章

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小説の中に出てくる中央広場や青い壁の家を探したり

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塔の上から眺めれば、ヨーロッパではお約束のオレンジの屋根

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↓八百屋さんもいい雰囲気☆
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旧市街は午前中だけで、ほぼ見て回れちゃったくらい小ささ。
城壁跡の外へ出て、国境近くの魔女と呼ばれていたおばあちゃんの家のほうにも行ってみようかと思ったのですが、言葉も通じず地理もわからなかったので断念。

でも、旧市街だけでも行けてよかった!!!

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