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本にまつわる短編集

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桜、綺麗でしたね~ もう散り始めていますが、ようやくキルフェボン!って言えるなぁと思うと嬉しいです。
年度末の決算関係も一段落し、GWももうすぐ!…ってことは、ドイツ出発まで2週間ちょっとじゃん…と焦り気味にガイドブックを眺め出した今日この頃です。

さて、この角田光代さん著「さがしもの」は本にまつわる9編の短編集。
角田さんの本は「八日目の蝉」(めちゃくちゃ泣かされました)「対岸の彼女」や「空中庭園」が好きなのですが、ふと、BOOK OFFで手に取りましたが、彼女の短編集は初めだと思います(読んでも忘れちゃうので確かじゃありませんが)

しょっぱなに収められているのは「旅する本」とタイトルの、古本屋さんに売った本と旅の行く先々で出会ってしまう…という物語で、旅に本は欠かせない性分ということもあり、買ってみたようなものです。

巻末の解説で、「せっかく異国にいて、いい風景があるのに本を読むのはもったいない」と、「旅に本は不要派」に言われ、それに角田さんは反論したということがちらっと書かれていて、そのへんも買った理由です(笑)

旅先で読む本は、日常で読むそれとはなんだか違う感覚があり、その不思議な感覚の虜になってしまってからは、旅と本は切り離して考えられなくなりました。
私にとっての一番贅沢な本の読み方かもしれません。

そしてまた、旅に行けなくとも日常で読むというのも極上のシアワセ。
この本の中の「ミツザワ書店」のおばあちゃんが言う、「だってあんた、開くだけでどこへでも連れて行ってくれるのなんか、本しかないだろう」という言葉にも深くうなづけるのです。

9つの短編集とはいえ200頁ちょっとの薄い本ですが、また読み返したくなるタイプの本で、これからもたびたび思いだしそうなのは、「不幸の種」という短編の、「でもそれって、わたしにしてみたらそんなに不幸じゃないのよね」というところでした(←読まれていない方にはなんのこっちゃですよね・すんまそん)

そしてこの文庫本のカバー、本にまつわる短編集だけあって開かれた本のイラストとなっております。
なのでワタクシ、この本の栞をイラストの本にはさんだように撮影してみたりしして密やかな自己満足を味わいました(ふふっ)

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105円で、こんなに満ち足りた気分になっていいんでしょうか?とBOOK OFFさんには感謝しつつ、買ったばかりの新刊文庫本の買い取り額は30円から50円というシビアな現実もあるわけで、ま、これからもよろしくねと、ヘンなまとめかたで終わらせていただきます~(笑)

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コメント

表紙を3D化しちゃったんですね(笑)

今年度は活字を読もう、と思っていたところへ、本にまつわる「短編集」(←これ大事)というピッタリな本のご紹介♪ありがとうございます

私はwhokoさんよりさらにお金をかけない図書館派。
でも、、、検索したら市内のこの本、ぜーんぶ貸し出し中でしたよ!

私の(できれば優雅な)読書スタイルを探しつつ
来週まで待つことにしました。
早く来ないかな。

投稿: chobi* | 2012.04.13 14:09

chobi*さん

はい。表紙を3D化してみました

chobi*さんは図書館派なのですね
私は図書館にいく時間がないのが残念派です~
そういえば、職場近くの国際子ども図書館は建物が素敵なんですよ~
でも、時間があわなくて(入館時間と私の仕事の時間帯がいっしょ)ヒジョーに残念です~

投稿: whoko | 2012.04.13 15:44

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