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永遠の僕たち

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永遠の僕たちを観に行って来ました。
ガス・ヴァン・サント監督作品は、私の中では「お金を払って観に行くべき映画」との位置づけです。

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彼の作品全部を観ているわけではないですが、「マイ・プライベート・アイダホ」 や「小説家を見つけたら 」とか、若さゆえの毒とかピュアさを、そりゃー愛しい視線で撮るもんだから、こんだけ年齢が高い私が観ても、気恥ずかしくなることなく、素直に作品世界に入っていけるんです。

「ミルク」での同性愛者など(いわゆる社会的弱者や少数派)の、下手すると「あざとさ」が際立ちそうな題材を、愛を持って撮ってくれるので爽快感すら覚えます。

しかも映像も心象的に美しいのはもちろんのこと、衣装や小道具も美意識の高いものだったりします。
(少女のショートカット×ミニドレス×豹柄コート&赤い手袋の姿がすごくキュート!さりげない普段着も、ハローウインでの仮装もよかったし、最後のお葬式の場面の色とりどりお菓子など、視覚的にも楽しめました)

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交通事故で両親を失い自分だけ生き残った少年(デニスホッパーの息子なんだそうです)、余命3ヶ月の少女、特攻隊員の幽霊という、フツーじゃない登場人物組み合わせにもかかわらず、自然な優しい物語に仕上げたのはさすがガス・ヴァン・サン監督と思いました☆

それにしても、主役の少年にしか見えない特攻隊の幽霊を演じる加瀬亮サンの英語、すごくキレイでびっくりしたのだけど、彼は7歳ごろまで英語圏で生活していたとか。
逆に日本兵なのにそこまで英語が上手くていいのか?とも思ったくらい上手でした(笑)
でも、やはり、加瀬さんがたどたどしい英語だったら、物語り全体がチープになっていたかもしれません。
日本のお辞儀や切腹について教えるシーンや、少年とゲームを楽しむときなど、対等な関係が見えたように思います。

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にもかかわらず、実は、途中、数回、眠ってしまってます・・・いえ、決して、内容がつまらなかったわけではなく、状況や設定はフツーじゃないのに、淡々と静かに流れるような作品で、木漏れ日に包まれているような気分になり、ついウトウトしちゃったんです(笑)

とはいえ、せりふとか、聞き逃すのがもったいないようないい作品だったので、もうちょっと体調のいいときに観に行けばよかったと心残りでもあります。

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コメント

この映画のこと知りませんでした。そして今予告編をネットで見て来ました・・・!見たい!です。加瀬さんって不思議な存在感ですよね。邦画でもかなり活躍されているし。ほんと英語がとてもキレイ。これからどんどん世界で活躍されるかもしれませんね!
それからデニスホッパーの息子さん、似てる!!でもお父さんよりも繊細な感じですね。

素敵な映画のご紹介ありがとうございましたーー!

投稿: uko | 2011.12.27 21:34

ukoさん

私も加瀬さんの素晴らしさを再認識いたしました
日本人としてちょっと誇らしかったりです

投稿: whoko | 2011.12.28 10:54

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