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名前を呼ぶこと

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お休み3秒体質で、睡眠に関しては苦労のない人生

・・・だったはずなのに、今年の夏に限っては、冷房もしくは扇風機のタイマーが切れた頃、目が覚めてしまい、それから寝付けなくなってしまい、なんだか焦っておりました。

これまでほとんど、睡眠で困ったことがないだけに、眠れないということが負の状態に感じてしまう上、そういうときに限って頭に浮かぶのは、あの一言は余計だったかなとか、あの人のあの言葉には皮肉がこめられていたのかなとか、挙句の果てはには考えたくない人物のことばかりが浮かんできて暗澹としたり…

大きな不安を抱えていて眠れないというのではなく、たぶん暑さのせいで目を覚まし、すると、小さな不安がいくつも沸き上がり・・・いつもなら不安にならないくらいの、ほんの些細な事柄なのに、大げさにとらえてしまうといったふうでした。

しんとした夜中、不安や苛立ちが入り交じった負の思考にとらわれるのは憂鬱で、そんなことが何日か続くと、また夜中に不安に苛まれるのではないかと想像し寝ること自体が怖くなったりもし、不眠症ってこんなふうに陥っていくのかもしれないと、さらに恐ろしくなる負のスパイラルをちらりと経験したように思います。

と、ここまで読んで、「ふうこさん、心が弱ってる?」とか、心配されても困るので先に言うと、本格的不眠症になることなく、今は眠れていますので、ご安心を☆

さて、プチ不眠から脱出できたのは、子供の頃の習慣を思い出したからでした。

その習慣というのは、眠りにつく前に布団の中で、家族や友達や先生や近所のおばさんの名前を呼び、おやすみなさいをするものでした。
最初は、ごくごく身近な人たちだけに心の中でおやすみなさいと言っていたのですが、それではなんだか不公平なような気がして、知ってる人全部の名前を盛り込もうとし、いつの間にか眠りにつく・・・といったことでした。

身近な人から遠くにいる知人、顔見知りの犬や猫のことも思い浮かべる。誰に教えられたわけでもなく、自分の小宇宙の住人(モノも)すべてを確認するようにおやすみなさいを言う。

祈るとか、ありがとうを言うとか、スピリチュアルなことでしたわけではないのですが、あの頃のそういった行為は不思議であると同時に、愛しくもあります。

ある程度大きくなると、いつの間にかやらなくなっていましたが、こういうことって、私だけでなく、けっこう誰でもやったことがあるんじゃないかなと思います(持っている人形やぬいぐるみ全員はおろか、ミニカーやロボットにもおやすみなさいを言うとかね)

で、眠れないとき、無理して眠ろうとするのはあきらめ、この子供の頃の習慣をしてみたのです。
名前を挙げていくと、中には嫌いな人も出てきますが、そこでどうしてこの人が嫌いなんだろうといったことを追求はせず、とにかくおやすみなさいを言うためだけに、名前を思い浮かべていきました。

子供の頃のように、いつの間にか眠ってしまう日もありましたし、眠れなくても負の感情は消えていたりしました。

9月になってからは涼しい夜も多くなり、ここ最近は眠れないということもないのですが、もしまた眠れない日がきても、なんだか、この名前を呼ぶという方法で、乗り切れるんじゃないかなと思うと不安はなくなりました。

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コメント

なんだか小さいWhokoさんが愛おしく、
会いたくなってしまいました。

不眠の魔物にやられずに済んだようで良かったですね。
私はもともと睡眠が少なくて済む体質らしいのですが、
それでも寝られないのはツライです。
寝られないのがツライって言うより、
母に(今は夫に)怒られちゃうのが
嫌なんですけどねー。

そんな素敵な方法で寝られたら、
寝ている間に心が浄化されるかも!
嫌いな人にもただただおやすみなさい、がポイントですね。

投稿: chobi* | 2011.09.08 21:20

私が今そんな感じで、一度変な不安にとらわれてしまい
…体がビクっとして目が覚める、というのを繰り返す毎日。

不安が不安を呼んで、寝る事が怖くなってしまう…本当にそんな感じです。

今は少しマシなのですが。

そして同じく…
いつからか忘れたのですが、私も眠る前に「今日も一日ありがとう。明日も○○(身近な人の名前、私の場合本当に身近な、家族だけです)が怪我もなく病気もなくハッピーな一日でありますように」と心の中で唱えてから眠るようにクセがつきました。

あまり信心深くなるのも嫌なのですが、なんとなくクセになってしまいました。自分の不安を消すおまじないのような感じで。

投稿: 佳代 | 2011.09.08 21:41

なんかじーんと来てしまいました。ありがとうではなくおやすみなさい。また明日が来ますように、そして幸せな1日でありますように。
明日は必ずやって来ると辛い事も乗り越えて来たような気がしますが、このwhokoお嬢ちゃんだった頃からの習慣、とても素敵だと思いました。
息子がいつか「ママ眠れない」と言ったらこう教えてあげようと思います!!

投稿: uko | 2011.09.09 05:29

chobi*さん

うんうん。
眠れないときって、その気配を感じ取る家族にも気を使いますよね。

>嫌いな人にもただただおやすみなさい、がポイントですね

そういわれて気がつきましたが、子供の頃は嫌いな人なんていなかったのになぁ

投稿: whoko | 2011.09.11 10:15

佳代さん

そう!
おまじないなんですね

ワタシも信心的なことに話をもっていきたくないのですが(笑)、誰かのことを思い浮かべるって、誰かがきにかけてくれている、みたいなふうに、その人に届いてる気がするのです

投稿: whoko | 2011.09.11 10:20

ukoさん

ふふふ。
子供の頃は嫌いな人がいなかったのに、大人になった今はいるといこうことに気がつきました。
苦手な人に感謝の言葉は言いづらくともも、「おやすみなさい」は言えちゃうと思います
でも、息子君だったら、きっと、たくさんの人に素直におやすみなさいといえるはずです


投稿: whoko | 2011.09.11 10:32

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