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BARCELONA #13

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月・水・金・土だけ開催されている「エンカンテスの蚤の市」
地下鉄1号線のGLORIES駅から地上に出ると、観光客は見当たらない。地元の人に場所を訊ね、人通りの少ない道を5分弱で到着。

そこは本当の意味での蚤の市。
パリなどの観光客向きのそれとは趣の異なる生活感ありありのガラクタ市。

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もちろん、アンティークなお宝も埋もれているかもしれないけれど、あまりの雑多さに探す気分になれず…なんてったって、山積みされた衣料とかスポンジ(ケーキじゃなくて、クッションや寝具の中身のやつ)とか、大量のコンセントとか、100円ライターとか、ビデオとか…地元の人が生活必需品を安く仕入れるための場所なんだと思います。

すごい混雑ぶりで、売る方も買う方も真剣度が半端じゃなく、蚤の市で日本人に人気の雑貨を買い付ける人ってホントすごいよなぁと思いました。ワタシはそういう方々が仕入れてきたモノを日本で購入させてもらう側で十分、こういったマーケットでは、雰囲気のみ体感できればokと思いました(笑)

人々の売買のパワーを楽しみ、1セント支払い有料トイレを利用し、そそくさに次の目的地であるサグラダファミリアへ行こうとその場を離れたのでした。

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さて、GLORIES駅に戻る途中の道で、地元民らしき30代くらいの男性から声をかけられました。会釈だけして足早に通り過ぎようとしたのですが、満面の笑みを浮かべスペイン語で何やら話しかけてきます。
私は英語でサグラダファミリアへ行くつもりだと言うと、彼はさらに話を続けるのですが、私にはチンプンカンプン。

駅への道もサクラダファミリアへの行き方もわかっているので、私はひとりで行けるから、ご親切はありがたいけど、じゃあねと、英語で言ったんだけど、たぶん伝わってなくて、なんか着いてくるのです。
彼も同じ方向で、親切心から一緒に行こうとしてるのかな?と思いつつ、どうも親切心が過ぎるような…

GLORIES駅からは1号線でひとつめのCLOTに行き、2号線に乗り換えSAGRADA FAMILIAに着くのですが、彼はこのまま1号線でSAGRERAへ行こうと路線図を指差すのです。
SAGRADA FAMILIAとSAGRERAは似てるから彼は何か勘違いしてるのかな?と思い、私も路線図を指差し、SAGRADA FAMILIAへ行くから、じゃあね。とCLOTで降りると、彼も降りてきて、私は2号線に乗り換えようとしてるのにホームのベンチに座るようそくされ…
聞き取れるのは、たぶんワインのことである「vino」と、数字の1である「uno」。身振り手振りから、やはり、このまま1号線でSAGRERAに行きワインを飲もうと言ってるような????

お金なんかもってそうにない、ジーパンとジャケット姿の小汚い恰好のワタシに、彼はなぜそこまで興味を持ったのかは不明ですが、ともかく私は、サグラダファミリアへ行くからと2号線に乗り換えるため階段を駆け上がると、彼も追ってきて。
そのへんで、やっと彼はあきらめたようだけど、ハグ&キスで別れの挨拶ときたもんだから、あわてて顔をそらし頬へのキスにとどめたら、それじゃダメだとまたキスされそうになるので、きっぱりと「日本人にはこれが限度!」と口と態度で表し(って、口調はきっぱりだけど日本語ってのが情けない…)、ホームに入ってきた電車に飛び乗ったのでした。

熟女フェチだったのか、度が過ぎる親切な人だったのか…謎の残る出来事でした。

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コメント

whokoさん。こんにちは。

バルセロナの旅。読ませて頂いて、楽しませて…頂きましたが…。今回はちょっとビビリますね。

蚤の市は、全ての中から(ピンキリ)好みの物を選ぶのは、いくら何でも難しすぎますよね。ある程度絞られている(選んだ方の好みって、食器とか布物とか雑貨とかが混ざっていても統一感がありますしね)その中からのチョイスでないと、もの凄い労力要りますし。

そ、そして地元民の30代男性…。怖いですよね。想像の世界ではなく、現実にハグ&キス(しかも挨拶では済まなさそう)を求められるなんてぇ。逃げるにも、日本ではないから、どうやって逃げるかと必死ですよね。よくぞご無事に目的路線に乗れましたね。

私は、インド人の方に「インド料理のお店にお食事行きましょう。」と誘われ、頭の中で必死に『日本人の考えと違うから、気軽にOKなんて言えないし、なんて断るか…どうしよう…』と悩みましたよ。場所は我が家で子ども2人と遊んでいる時だったので、「子ども達、辛いのが、ダメだから…ゴメンナサイ」って、かなり片言の日本語になっていましたね。(この方は、日本語ペラペラでこちらで長く中古車部品を外国に売る仕事をされている方。ひょっとして、気軽に声を掛けてくれただけなのかもしれませんが)ちょっと似た経験を持っていたので。

投稿: YASU | 2010.12.15 17:18

■YASUさん

おっしゃるとおりですねー
蚤の市、雑多だからこそ面白いという反面、時間が限られている旅行者には自分好みのものをみつけるのは至難の業です。
特に、今回のココは、地元の生活者のためのものだと思います

そして。
YASUさんも戸惑い体験があるんですね
言葉や習慣の違いもあるし、親切心からくる態度だとしたら考えすぎかしらとか悩みますよねー
でも、何かしら違和感を感じたのなら、やはり、その感覚に忠実な自分でいるのは間違いじゃないと思います

投稿: whoko | 2010.12.15 21:32

うっわ!
流石、情熱の国スペインですねー(汗)
日本じゃ初対面でこんなにしつこいことって
まずないですもんね。 怖っ!!

でもでも、その男性___
熟女フェチではなく、
whokoさんが同年代と見られた可能性大ですよ!!
きっとw

投稿: くるみ | 2010.12.17 08:58

■くるみさん

はい。日本じゃまず遭遇しない種類のパッションに、かなり戸惑いました
にしても、私が飛び乗った電車が目的地サグラダファミリア方面でよかった~
とっさに乗っちゃったのですが、もしかしたら逆方向の可能性もあったのです(笑)

投稿: whoko | 2010.12.17 11:10

蚤の市、ワタシは血が騒ぎます。
即、めぼしをつけて、はじから物色しだしちゃう。
この写真だけでもかなりテンション上がりました。

情熱の国のナンパ話もなかなかウケました。
ワタシも、声はかけられたことあるけど、ハグやキスは
仰天だわ。
ホントにいろんなことがあったようで、旅行記読んでるだけで、ものすごく楽しいし、自分も旅してる気分で~す。

投稿: pinecone | 2010.12.20 16:23

■pinecone さん

pineconeさんはね、蚤の市でかなりの才能を発揮すること間違いありません
うらやましい才能です

写真はね、ガラスやお皿や絵画やら、蚤の市っぽい場面を撮ったのですが、実際は、男子が喜びそうな家電(掃除機とか)や、部品のパーツとかが多かったです(笑)

なんにしても、観光客が行きそうにないフリマへ、カメラをぶらさげた東洋人てのが、よっぽど珍しくて声をかけてきたのかもしれませんね

投稿: whoko | 2010.12.20 16:49

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