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ちょっと仕事について思うことを3

「ちょっと仕事に…」どこが「ちょっと」だ。
完全にタイトルのつけ方を間違ったようですね、すでに3になっちゃいました。
えーっと今回は、ウインドウズ95が爆発的ヒットした頃…95ってくらいだから10年以上前のことからね。

ちなみに95の前は3.1だったかな?えっと、95というのは、それまでは知識のある一部の人のためだけのものだったパソコンを、難しい知識がなくとも扱えるようになった画期的なパソコンとワタシは受け止めています。

とはいえ、まだまだ実際に仕事としてパソコンを扱える人は多くはなかったこの時代、実は初めてハローワークに行ったのですよ。
それまでは、求人誌か知人の紹介…だったのですが、哀しいかな年齢制限に引っかかり、求人誌1冊買っても希望の仕事がほとんどナイという厳しい現実。バブル崩壊後の失われた10年という不況真っ只中の時代です。

今はハローワークもパソコンで仕事探しの時代ですが、その頃は大きなファイルから求人票をめくり、希望の条件の求人票を職員のところに持っていくのです。
で、その職員(なんかおじさんばかりだった記憶があります)に、「履歴書書いてきた?」なんて聞かれ、ドキドキしながら差し出すと、「へぇ、パソコンできるんだ」と言われ、ちょっとホッとしたり(笑)

あ、別にパソコン検定の資格があるわけじゃないのよ。履歴書の職歴欄に「どこぞの会社で一般事務、パソコンでの入力業務」みたいなことを書いていたんだと思う。その程度の実力でも珍しがられた時代なんです(笑)

で、おじさん、もとい職員さん、選んだ求人票と見比べて「ふむふむ、条件はピッタリだねぇ」と好感触。
でもおじさん(もうおじさんと呼ばせて!)に雇ってもらうわけじゃないし、年令のとこ条件外だしで、「あの、年令が…」言うと、「うん?ああ、ほんとだ。でも大丈夫」と自信ありげに受話器を取り上げ、求人票に書いてある電話番号を押し出した(行動早っ!!)

「今おたくにピッタリの求人希望者が来てね、うん、パソコンできるそうだよ。ただ年令が(募集要項よりも)過ぎてるんだけど、ま、20代にしか見えないから!」と、今ならセクハラ発言(もっともワタシは嬉しかったケド)にもなりそうな太鼓判(笑)。

で、受話器を手で押さえワタシを見て「履歴書あるんだからさ、今から面接してきなさい。ここから近いし」って。。。
心の準備もできていないまま、ハローワーク初体験のその日に面接ですとぉ?!!!面接ルックじゃないしぃぃ…!!!!
かなりパニくりましたが「NO」とも言えず、とある高層ビルに向かいました。

余談ですが、高層ビルにあるオフィスっていいよね。
巨大な吹き抜けのホールで何基もあるエレベータ。そこにいる人はみな仕事できる優秀な人に見えてくるから不思議だよね(笑)
さっきまでのパニくりぶりが嘘のように、その雰囲気だけで、ここで働けたらいいなぁと思ったワタシ。
そしてそれは現実のものとなったのです。アルバイトとしてですけどネ♪

その高層にある新しい職場でのワタシの仕事はパソコン操作を含む一般事務で、その部署に女性はワタシだけ(廊下をはさんだ向かいの部署に女性が2名いましたが、接点はほとんどなし)。
いわゆるおじさんばかりのところでね、オンライン受発注と伝票発行を行うために開発されたソフトが入ったパソコンを扱える人がいなくて、ずーっと放置されているとのこと…なんと電話で発注・手書きの請求書を発行していたらしい。
で、そのパソコン。はじめて見たとき嫌な予感、立ち上げてみて驚愕!
え?いつの時代のパソコン??ウインドウズじゃないじゃんっ!!!

かろうじて、以前の職場で覚えたMS-DOSの知識が蘇り、階層デイレクトリやら見てみるものの、95の時代にいったいナゼこんな旧世代のパソコンなんだ…疑問やら焦りやらがこみ上げてくる。
気を取り直して「あの、マニュアルはどこですか?」と聞くと、「マニュアル?」と聞き返された<オイ!

パソコンができるという条件で入ったのに、それができないんじゃハナシにならない。
つか、面接した上司にもパソコンの知識がないもんだから、ただ漠然とパソコンできる人で採用しちゃったわけね…
だけれども、アルバイトとはいえ時給はいいし、好環境(高層ビルにあるオフィスが好きなの♪)。不況時にまた職探しは嫌だしなぁ。ソフトを作った会社に連絡し、説明に来てもらうことにした。

ソフト開発者からの説明で運用の仕方はわかったものの、ずーーーと動かしていなかったそのパソコン、マスター更新もしていないから発注先のマスターと整合性が取れていない。そのへんの情報をあらためて点検し直し整備するだけで最初の週は終ったような気がする。
もちろん上司には本稼働できない訳を説明し、理解は得たものの、まさかアルバイトの分際でそこまでするとは思ってもいなかった。

わからないことが次から次へ出てくる旧世代パソコン。
昼休みに書店に飛び込み、MS-DOSの関連書を立ち読みしたりソフト会社に問い合わせたり。
けっこう精神的に疲労しました。家に帰るとほんとぐったりしちゃったもん(笑)
ただ、終ってしまえば達成感。いい経験ができたな、みたいな余裕もあった。

ところがある日のこと。
経理担当の女性が「この未収金、いつになったら回収するのよっ!」と書類の束を差し出した。

は?未収金て?請求したけど入金されていないお金だよね?
書類をみれば、もう何年も前からの未収金がかなりの金額。
だけどワタシ、受発注と請求書発行業務ってことで雇われたわけで、入金処理は経理がしてるんでしょ?イライラしている経理担当者の怒りの意味がわかんない。

経理担当者が言うには、請求書は各部署で発行しており、入金処理は経理が行うが、入金されないものは各部署で何とかしろとの事。
また、上司に聞くも、未収金の存在を初めて知ったかのような口ぶり。
「君のせいじゃないのはわかる。しかし誰かが早急に処理しなくてはいけないことだ。部署の者に手伝わせてでもやってほしい」などと言う。
うわっ?!なんかとんでもないことになってきたぞ???

けっきょく、その処理もアタシがすることになった。部署の人に手伝ってもらおうにも、定年直前のオジチャマたちは再請求の請求書を手書きで1枚1枚やりだすんだけどね。。。
まぁそれはいい。嫌だったのは「2年前の何月の請求の件ですが…」なんてハナシをするのが最悪。
そんだけ前のことだと、お互い過去の通帳を調べなおしたりするわけさ。入金してこないほうが悪いのだけど、放置してきたコチラ側にも問題アリだよ。

友達には「アルバイトにそんなことさせるなんておかしいよ!」と正論を言われたりもしたんだけど、出来ない事じゃない。ワタシだって「募集条件と違う。理不尽だ。」と思うけど、出来ちゃうことだし、言い出す勇気もなかった。

働くって、理不尽だと思うことの繰り返しの気がします。

この職場には、嫌われものの上司がいたのだけれど、なんで嫌われるかというと、自分が納得できない(もしくは気に入らない)と怒鳴りながら相手を言い負かすの。
その迫力たるや凄まじくってね。その上、理論武装してるからね、まず太刀打ちできない。
時と場所も選ばずだから、多くの人の面前で思い切り屈辱される。

ワタシもそれをやられちゃって、もう泣きそうだったけど、あまりにも悔しくて「泣くもんか!アンタのせいで涙なんか流すもんか!」と心で叫びながら堪えた(笑)
その晩は悔しさのあまり眠れないし、次の日も職場にいくのが嫌で嫌で。だけど、今日行かなかったら、昨日の件が堪えたから休んだと思われるのが嫌で、平気な顔で出社した。

あとで考えるとね、叱咤されて、理不尽だとか悔しいとか思うときってさ、たいてい自分に非があるよ。
何かしらイタイところをつかれたから平静でいられない。
その証拠に、その後もその上司、いろんなことで怒りまくっていたけれど、その内容が、まったくもって理不尽なことだと、これがけっこう平気なの。
自分には非がないと自信があれば、神妙な顔つきで聞きながらも「はいはい、またキレちゃったのね」とか上から目線でいられるものです(笑)

それから、自分には荷が重いと思ったことも、ついついそういう指示を出す組織や上司に不満を持ちがちですが、実は、自分が能力不足だということに思い当たっちゃうのが辛いんだと思う。
それも思い込みだけで、実はやったら出来ちゃうことだったりもするものですよ。
やってもできなかったら、出来ないことを自分に対して許せるし、やらずとも、何とか出来ないだろうかと考慮したことで、上司に出来ない理由や代案を相談もできる。

未収金の件は1年ぐらいで、なんとか処理することができ、漏れがないようチェック機能も付加しました。考えてみれば、アルバイトながら、やりやすいようにシステム改善できる権限をもたせてもらえてこと、良かったです。

さてさて、やはり長くなりましたので、この職場のことはジ・エンド(笑)
ここまでおつきあいいただき感謝です。

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